ひねくれ徒然草

どこかにいるひねくれ芸大生の徒然草。このご時世でそのひねくれ具合により磨きがかかりました。映画と音楽が好きです。

Alice in Chainsにハマる

NIRVANA、PEARLJAM、SOUNDGARDENらと共に、グランジバンドとして名を馳せたAlice in Chains

今まで絶対聴いたら病むと思って避けてたけど、ちゃんと聴いてみたら案の定しっかりハマるししっかり病む病む。
ボーカルめちゃくちゃええ声〜と思ってたら、あれ、オーバードーズでもういないんだ、しかも晩年が悲惨すぎる…って感情移入しすぎてしまった…辛い。辛すぎる。

ハマると何から何まで知りたくなる悪い癖。。。やめたい


生き残りって言う言い方は良くないけど、グランジを代表するバンドのフロントマンの中では今やエディ・ヴェダーしかいないのか…闇が深い…



AICは時代的にもダークなサウンドグランジっぽいとは思うけど、また他のバンドとは一線を画した存在だと勝手に思ってる。(?)てか、グランジってあれよね、主に90年代前後シアトル発祥のバンドとかをくくってるだけみたいなもんやし。
バンドそれぞれ違うダークさがあるけどAICはまじでdark!でもメロディアスやから多分私も好きなんやろな。

なんせ、別名うつ病ビートルズなんて言われてっからな。誰が言ったか知らんけど。グランジの皮を被ったメタルともどっかの評論家が言ってたな。


やはりレイン・ステイリーの声。
麻薬と言われるくらい魅力的な歌声。
心の底から叫んでいるようなパワーがありながらも、寄り添ってくれるような包容力もあって唯一無二だ。シャウトやビブラートもバランス良く使いこなしていて、発声がどうとか全然分からんけど素直に凄いなって感動する。
てか、ジェリーもいい声やからなんと言ってもレインとジェリーのハモリが心地よすぎるんよ。



まあしかし、特にグランジ系聴いてる間は「やべえかっけぇーー!!!!」ってなるけど、聞き終わった後はなんか暗ァい気分だけが残るんですよねぇぇぇ、薬物みたいなもんかな。
聴いてる(効いてる)時は最高なんやけど、効き目無くなると禁断症状に苦しむみたいな感じで憂鬱な気持ちになっちゃう。でもその心地良さを味わいたいから、好きだから、何回でもキメてしまう中毒性があるんよ、、、時代性とかカルチャーはやっぱり音楽性とも根深く繋がってるかも。


いや、単純にわしが情緒不安定すぎるのか?
NIRVANAとかは病んでる時に聴かない方がいいと言ってるファンは何回も見かけたことがあるから間違ってないと信じたい!)


ごりごりのヘヴィメタルはあまり得意ではないけど、AICは陰鬱とした世界観と美しいメロディがいいんだ。
テンポもスロー~ミドルなのが多くて、あまりアップテンポなのってないはず。


とはいえ、有名なメタルバンド達のツアーの前座を務めた時には、客席のメタルキッズから野次が飛んできたそうな、、、レインも観客の誰かに向かってキレてる動画があったな
 
あと、ライブでMan in the Boxのパフォーマンス中に、ダンボールに足通してまさにマンインザボックスを体現してる謎の集団が乱入してくる動画が超面白い。ちゃんとサビの入りと同時に乱入してサビ終わりに退場していくし(笑)
AICはそれにキレるどころか、楽しそうに歓迎してる様子で優しいなぁと思いました。雰囲気ぶち壊されてるのに、、、
何があってそうなったんか知らんけどめちゃくちゃオモロイ!


AICってなんか、みんなcool guy。だって第一印象、「このバンド、洒落てんな」って思ったもん。よくわからんけどすごいクール。な気がする。なんやろ、色気もあって大人びてるというか、単純にかっこいい。
知らんけど、仲良さそうな感じするし。隠居中のレインの家とかもたまに訪れてたらしいし。
知らんけど。

てか、NIRVANAに関する日本語の記事は山ほどあるけど、AIC全然ない!海外のインタビューとかを頑張って読んでます。